この事例の依頼主
女性
相談前の状況
夫が他の女性と不貞行為を行っている可能性が高いとして,不貞相手に対する慰謝料請求のご依頼を受けました。
解決への流れ
まずは,不貞相手に対し,不貞行為に基づく慰謝料請求の内容証明郵便を送付しました。不貞相手は,依頼者と夫との婚姻関係が悪化していた等主張し,慰謝料の金額について争う姿勢を見せました。当方は,不貞相手の主張に根拠がないことについて証拠を示して反論し,結果,相手方が当初主張していた慰謝料の金額の2倍を超える金額での和解を成立させることができました。
この事案は,不貞相手が当初,一般的な裁判例からかけ離れた慰謝料金額を主張してきた事案です。そのため,当方は,慰謝料金額について,証拠や裁判例を緻密に用いながら,不貞相手の主張を一つ一つ排斥していきました。相手の主張に対し迅速に反論することにより,受任から約2か月の間に解決することができました。