この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者はサラリーマンで、カードローンなどが6社で300万円あり(月々の支払額10万円)、自動車ローンが100万円あった。しかし、自動車は通勤のために手放す訳にはいかなかった。
解決への流れ
カードローンの6社300万円だけについて弁護士が債権者と交渉し、月々の支払額を10万円から5万5000円に減額し、さらに利息の免除も受けた。一方、自動車ローンは交渉の対象から外し、自動車を手元に残することができた。
裁判所を使わず、弁護士が債権者と直接交渉することで支払額を減らす任意整理の場合、過去に高額な利息を支払っていたという事情がない限り債務の元金を減らすことはできませんが、利息の免除を受けることができます。また、元金を3から5年くらいで支払うという形で月々の支払額も減らすことができます。従って、完済までの支払総額を3から4割前後カットできますし、月々の支払額も大きく減らせます。さらに、自己破産や個人再生と違って、減額交渉をする債権者を選択できますので、自動車ローンを交渉対象から外すことで、自動車を手放さなければならないという事態を回避できます。