犯罪・刑事事件の解決事例
#養育費

大学を卒業するまでの養育費の支払いが認められたケース

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高橋 和宏 弁護士が解決
所属事務所奈良西大寺法律事務所
所在地奈良県 奈良市

この事例の依頼主

女性

相談前の状況

お子さまが大学に進学なさったことから、20歳までではなく、それを超えて、大学を卒業するまで養育費の支払いを受けられないかと、ご相談いただきました。

解決への流れ

家庭裁判所に調停申立をすることにしました。調停の結果、大学を卒業する年の3月まで、養育費が支払われることになりました。

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高橋 和宏 弁護士からのコメント

養育費の終期については、実務上、成人に達する日の属する月まで(要するに、20歳の誕生月まで)とされることが多いですが、「大学卒業月まで」「22歳の3月まで」などとされることも増えてきているように思います。近頃は大学に進学することが「当たり前」になっておりますが、養育費を大学卒業までとすることで、学費の負担についての心配・不安が減り、お子さまは、より安心して大学進学という進路を選択できるようになるのではないでしょうか。「お子さまの幸せのために」というのが、一番重要な視点だと思います。