この事例の依頼主
40代
相談前の状況
怪我について十分な治療を受けたいです。相手方保険会社の過失割合の提案に納得がいきません。
解決への流れ
受任後、本人の怪我の状況を見ながら、相手方保険会社と治療費の支払について協議しました。過失割合については、相手方保険会社と協議するものの、相手方が一歩も引かず、交渉決裂となりました。まず、自賠責に被害者請求を行い、後遺障害等級12級が認定されました。その後、裁判を起こしました。相手方は、過失割合と逸失利益を全面的に争ってきました。しかし、事故状況に関する証拠等を提出し、いかに依頼者の過失が低いかを主張したところ、最終的に、依頼者の過失は1割に止まるという和解案が出されました。逸失利益についても、こちらの請求を認める内容となり、依頼者は、自賠責の保険金とは別に、1000万円を超える賠償金を得ることができました。
元の損害額が大きいと、過失割合について1割の差であっても、賠償金額が100万円単位で変化することがあります。裁判まで徹底的に争った結果、依頼者の希望にそった解決と十分な賠償金を得ることができたと思います。