この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
Bさんは,高齢の夫と二人暮らしです。夫は以前は,会社を経営していました。その会社で,事務として雇用していた女性と不貞関係にありました。その不貞関係は10年近く続いているようですが,Bさんはずっと気づかずにいました。夫は引退した後,少し認知症が入ってきたのか,口が軽くなってきました。そうして,不貞相手の話をしたりするようになったのです。Bさんが,驚いて不倫相手に連絡をしてみたところ,不倫を認めました。もっとも,Bさんが求めるような謝罪は得られませんでした。そのため,Bさんとしては,慰謝料を請求したいということです。
解決への流れ
まずは,不倫相手に対し,慰謝料の支払を求めるところから始まります。ご自身でされる方もおられますが,難しいようでしたら,ご依頼いただければ,当事務所の弁護士が,慰謝料請求の交渉をすることも可能です。
もし,これまでの夫との会話や不倫相手との会話の録音があるようでしたら,文章化していただけると助かります。ご依頼いただきましたら,弁護士から不倫相手に内容証明を送り,慰謝料の支払を求めます。相手方から連絡があれば,どのような内容か,お伝えさせていただきますので,話し合いを進めるか,訴訟に移行するか,ご検討いただくことになります。