この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
JR◯◯駅での1ヶ月前の出来事について、話を聞きたいので来週警察署に来てほしいと警察署から連絡がありました。心当たりはあり、駅でした痴漢の件だと思います。被害者の女性と口論になり、その場から逃走してしまっていました。勝手なお願いだとは思いますが、逮捕されることだけは避けたいと思っています。
解決への流れ
ご依頼をいただいたその日のうちに、所轄の警察署に弁護人が就任した旨の連絡を行い、被害者との示談交渉を申し入れました。被害者からもその日のうちに連絡をいただくことができ、示談が成立しました。示談の成立を警察署に報告することで、予定されていた呼び出しはもう来なくてよいということになり、逮捕されることもありませんでした。その後検察官とのやりとりを経て事件は不起訴として処分がされました。
早期に示談交渉を行うことは、逮捕や重い処分を避けることに繋がるばかりでなく、被害者との示談交渉に使える時間も十分に確保できます。刑事事件の当事者となってしまった際は、速やかに弁護士への相談を行ってください。