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「こども食堂」元理事長のセクハラ、新たに複数の被害が発覚 新体制に
2021年04月02日 15時58分

ボランティアの成人女性にセクハラをしたとして、「まいにち子ども食堂高島平」(板橋区)を運営するNPO法人「ワンダフルキッズ」が前理事長の男性を解任していた問題で、同法人は先ごろ、さらに複数の女性へのセクハラがあったと発表した。

ボランティアの成人女性にセクハラをしたとして、「まいにち子ども食堂高島平」(板橋区)を運営するNPO法人「ワンダフルキッズ」が前理事長の男性を解任していた問題で、同法人は先ごろ、さらに複数の女性へのセクハラがあったと発表した。

●当初の被害者は1人だったが

発表があったのは、3月20日のブログ

〈昨年発覚した前理事長による不祥事により、長期にわたり子ども食堂を閉鎖してまいりましたが、ほかにも複数の成人女性に対するセクシャルハラスメント被害があったことを公表いたします。〉(引用)

閉鎖していた食堂の名前を「まいにちおいで子ども食堂」にかえて、新体制メンバーによって、お弁当配布を再開するという。

ワンダフルキッズがこの問題を初めて発表したのは、昨年12月20日のこと。

ボランティアの女性が、理事会に性的な暴力の被害を報告したことがきっかけだった。その事実が確認されたとして、12月11日付で男性を理事長職から解任していた。

第三者の意見をまじえたうえで、再発予防策を講じ、不祥事の責任をとる形で、3月21日の臨時総会において理事も刷新し、新体制へ移行したという。

弁護士ドットコムニュース編集部では現在、理事会に取材を依頼している。

昨年12月にも、理事会に取材をもとめたが、叶わなかった。

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